出雲そば

出雲そば

出雲そばはその昔、松江城主松平不昧(ふまい)公によって、中国山地三瓶(さんべ)山麓の玄(くろ)そばを材料としたものに、濃い口のだし汁に麺をつけて賞味したことが始まりと言い伝えられています。

深い峡谷・早冷えの高地といった奥出雲の風土は誠にそばの名産地といってよく「そば」を愛する伝統と巧みな技が、この風土に花咲いたのが香地の高い「出雲そば」です。

弊社では衛生管理システムのもとで伝統の技術により選り抜きのそば粉を製粉から一貫して行い「真心」をこめたそばづくりをしています。

神話のふるさと出雲で育まれた素朴な出雲そば。古代がしのばれる気品ある香りと深い味わいを
お楽しみ下さい。

出雲そばの特徴

出雲そばは蕎麦の実を外皮のまま挽くので黒い粉になります。香りが良く「たんぱく質」も多く含む栄養価の高いそばです。実の中心部分の白いところだけを挽いたそば粉は「更科そば」といい白くきれいなそばになりますが「炭水化物」中心のそばになります。

出雲そばの食べ方

出雲そばの食べ方には割子そば釜揚げそばがあります。割子とは重箱のことで江戸時代にそばを野外で食べようと弁当箱として用いられました。当初は四角い箱でしたが、洗いやすいように丸い漆器になりました。三段の割子にそばを入れるのが割子そばです。

割子そば

一般的なそばつゆにつけるのではなく、上からつゆ「の」の字に回しかけます。三段ありますので一番上のそばを食べ終わったら、残りのつゆもかけるという方法でつゆを使いまわします。薬味としておろし大根やもみじおろし、ねぎが使われます。釜揚げそばは、通常のそばと同じようにそばをつゆに付けていただきます。

釜揚げそば

茹でたそばを水洗いせずそのまま器に入れてゆで汁を上から注ぎ、お好みで「だし」を加えて頂きます。

(株)なかたかでは”作り立てフレッシュ感”たっぷりの「なまそば」はもちろん、
調理も簡単便利な「ゆでそば」
なまそばから一定の水分を抜き、蒸気殺菌後、常温保存を可能にした「半なまそば」
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